第96回天皇賞秋ニッポーテイオー悲願の盾を史上最大着で制する

      2016/07/20

第96回天皇賞秋ニッポーテイオー悲願の盾を史上最大着で制する

1987年で天皇賞50周年記念となった第96回天皇賞はニッポーテイオーが1番人気に応えて、見事逃げ切っての5馬身差の圧勝劇を演じました。そんな同馬が天皇賞で見せたパフォーマンスは素晴らしいもので、このレースを紹介したいと思います。

 

G1に勝てないニッポーテイオー

クラシック路線での凡走から、3歳時の夏からマイル路線に主戦場を置いた NZT4歳Sから1987年の毎日王冠まで1着1回、2着5回、3着1回と安定した結果を出していてテイオー。しかし、G1ではマイルチャンピオンシップ、安田記念、宝塚記念も力を見せての2着と悔し涙を飲んできた陣営にとっては絶対に勝ちたい天皇賞でした。

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2000m天皇賞(秋)史上最大着差の逃げ切り勝利

この時の天皇賞は前日の雨で重馬場となりました。重馬場でしかも直線の長い東京競馬場。同競馬場の安田記念では重馬場でフレッシュボイスの大外一気の奇襲に屈した経験もありました。同馬がどんな競馬をするのか注目されました。

3枠4番になったニッポーテイオーは前走毎日王冠での敗戦を活かし、前半から逃げる戦法を選択しました。スタートからぬかるんだ馬場などお構いなしの疾走。抜群のいきっぷりで逃げ馬のレジェンドテイオーの逃げにペースを乱されることもなく2コーナに入る前から先頭を駆けます。

直線に入るまで同馬は先頭を譲ることなく、直線では一気に突き放しゴール板を駆け抜けました。その着差は2着レジェンドテイオーに5馬身差をつけての大勝利でした。

97回以降の天皇賞では逃げて勝ったのは実質的にはニッポーテイオー以来1頭も出ません。そして5馬身は距離短縮された天皇賞では史上最大となる快勝劇でした。逃げるのが困難な東京競馬で同馬が見せた走りは驚愕と言えます。

久保田調教師
小細工せずにテイオーの力を信じるんだ

皇太子ご夫妻(今上天皇、皇后両陛下)が観戦される50周年のメモリアルレース。そして、惜敗を重ねたニッポーテイオーはスタッフ、郷原騎手にとっての会心の勝利を飾ったのでした。

その後のニッポーテイオーはこの年のマイルチャンピオンシップも5馬身差の圧勝劇。まさにキャリアの全盛期だったのです。

まとめ

ニッポーテイオーが制した天皇賞は凄いです。知名度があんまりないので、個人的にはもっと知って欲しい馬だと思ってます。

凄いと思った点
  • 逃げ切っての勝利は同馬以降存在しない。
  • 天皇賞秋2000mの史上最大着差の5馬身の圧勝劇。

 

jraが公式に配信しているチャンネルからレースも見ているので、機会があれば是非一度見て下さい。

 - 競馬, 天皇賞