期待の新種牡馬:エピファネイアの将来(良い点、不安点)を考えてみた

      2016/06/09

期待の新種牡馬:エピファネイアの将来(良い点、不安点)を考えてみた

2013年菊花賞、2014年ジャパンカップを圧勝したエピファネイアが種牡馬入りしました。気性難がありながらも圧巻の強さに「やっぱり強い」と信じたこの馬。
もう引退してしまったのですが、私は種牡馬として期待してます。期待しているエピファネイアの種牡馬としての能力を個人的に考えます。

血統的な特徴

エピファネイアの血統は以下の通りです。父シンボリクリスエス母はシーザリオという良血馬。

良い点:良血馬

血統は文句なし。こんなの好きな馬がいるとは、私もビックリ。

母のシーザリオは現役時代に日米のオークスを制覇した名牝です。日本のオークスでは負けたと思われたところから鬼脚を爆発させて優勝。さらにアメリカンオークスでは「ジャパニ~ズ、スーパースター!シーザリオ!!」で勝利。

おまけに弟のリオンディーズも朝日杯を勝利し、血統的にも更に価値が上昇中。父シンボリクリスエスも天皇賞(秋)、有馬を連覇した名馬です。

 

本当に夢が広がる濃い血統ですね。

 

ミスプロ、ナスルーラ、ストームキャットがいない

エピファネイア(血統表)
シンボリクリスエス Kris S. Roberto 
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
シーザリオ スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
キロフプリミエール Sadler’s Wells
Querida

エピファネイアの血統を見ると、日本でも流行しているミスプロ、トニービンが入ってません。しかもサンデーサイレンスも遠いので、それほど強烈なクロスにもならないのは大きいです。

入れるのが可能な血統を挙げると

 

クロフネ、ジャングルポケット、サクラバクシンオー、キングカメハメハ、ダンチヒ系
ストームキャット系、
ノーザンテースト系、リファール系などなど。

 

おいおい、なんでもいれたい放題ではないか?もう書いていて、楽しい気分になっちゃいます。ちなみにSadler’s Wells、Roberto、サンデーサイレンスのクロスも可能な血統です。
なんだこれ、凄いじゃん、エピファネイア!!

 

良い点:圧倒的爆発力

父系はロベルト系です。ロベルト系といえば、なんといっても爆発力。突然レコードで駆け抜けて、なんじゃと驚くあれです。

エピファネイアも競争馬として、勝つ時は圧倒的な能力を示しました。父は有馬記念のダブル連覇を果たし、引退レースとなった2度目の有馬記念ではエピファネイア、いやそれ以上の圧勝を飾ったシンボリクリスエスです。

ロベルトの爆発力はもの凄いです。菊花賞、ジャパンカップでの圧勝を見た時、やっぱりこの馬はロベルト系だな~と思いました。子供達にもレースでの爆発力が遺伝されるはずです。

 

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良い点:サンデーサイレンスの3×4可能(奇跡の血量)

エピファネイア(血統表)
シンボリクリスエス Kris S. Roberto 
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
シーザリオ スペシャルウィーク サンデーサイレンス
キャンペンガール
キロフプリミエール Sadler’s Wells
Querida

エピファネイアはサンデーサイレンスの曾孫です。これが何を意味するかというと、サンデーサイレンスの近親交配が可能と言えます。

 

予想されるサンデーのクロス

サンデーサイレンスの曾孫なので、サンデーサイレンスの血量
4(サンデーの曾孫)×??(相手牝馬のサンデー血統)

 

サンデーサイレンスの血が入っているほとんどの馬はサンデーサイレンスの孫です。そしてサンデーサイレイスの血はいまでも力を発揮しています。今でもサンデーサイレンスは母系に入ってから強烈で、2015年のBMSでランキングトップですからね。

 

そして、将来的にはサンデーサイレンスのクロスが行われるでしょう。その時、必要な馬はサンデーサイレンスの曾孫です。曾孫ならサンデーサイレンスの孫娘となら3×4のクロスが発生し、エピファネイアなら奇跡の血量と言われる3×4の配合がしやすいです。

サンデーサイレンスの孫娘はいっぱいいますからね。ダイワスカーレット、レーヴディソール、レジネッタただし、サンデーの曾孫娘はあんまりいないはずです。

 

キズナでやったら、3×3のインブリードでアウト!エピファネイアなら3×4になりますからセーフ。

サンデーサイレンスのクロスをするならエピファネイア。未だにクラシックを走っているのはサンデーサイレンスの孫達ばかりですからね。特にディープインパクトの牝馬達。
エピファネイアの種牡馬としての能力に期待大です。サンデーサイレンスのクロスをするなら、エピファネイアでしょう。

 

良い点:ダート適性あり

エピファネイアの血統ならダートでも対応できそうです。ピファネイアはダートを走ることはありませんでした。ドバイと日本のダートは違うので、ノーカウントで。

 

父のシンボリクリスエスはダート馬でのG1勝ち馬サクセスブロッケンを出しています。芝で駄目でもダートなら走る可能性が秘められている血統です。

なんといってもパワーがありそうですからね。芝、ダートの万能性を示すことが出来そうなのも、ポイントのひとつです。

 

プラス、マイナス両方:気性の激しさ

エピファネイアの代名詞である気性難。日本ダービーでは騎手が躓いてもなんとか2着になりましたが、掛かって自爆するケースばかりでした。もうガンガン前に行って、騎手の言うことを聞いてくれませんでした。

それでも圧勝できるのだから、私は凄いと考えてますが

「気性がコントロールできないようなら、駄目だろ」と言われてしまえば何も言い返すことができませんけど。

どうやら気持ちが前向きすぎたのでしょう。この気性の激しさですが、種牡馬としてはプラスになるはずです。希望ですけど・・・。

 

サンデーサイレンス、ステイゴールド、サッカーボーイ、人に平気で敵意をむき出しにする馬でも成功してます。気性の激しさが勝負にひたむきな気持ち、闘争心の激しさになるかもしれません。

 

しかし、気性の激しさがマイナスに出ることもあります。レースに集中しない、まっすぐ走らない、レースを覚えない、悪い面もあるので、どうなるのでしょうか?

 

 

不安:血統からくるスピード、瞬発力不足

私が思う不安な点は最近日本で必要なスピード、瞬発力の性能です。
不安な点はまず父シンボリクリスエス。

 

シンボリクリスエスは芝の大物ではエピファネイア1頭なのが現実です。ダートでパワーが要求される場合なら強いのですが、やはり芝の重賞になるとサンデーサイレンス系にスピード面で劣ってしまいのでしょう。

 

しかも母の父はスペシャルウィークです。サンデーサイレンス×マルザンスキー+在来牝系という重い血統構成です。スピードよりもスタミナ、パワーが出ても仕方ないかもしれません。

エピファネイア自身もスピードで押すよりもパワー、スタミナが凄かったです。もちろん脚は早かったのですが、勝ったG1レースは不良馬場でした。

だから、瞬発力には疑問が付いてしまいます。まあ掛かってばかりいたから、瞬発力を出す前に力が無くなっていたかもしれないが。

 

不安:シーザリオの脚部不安

シーザリオの子供はどうも頑丈な馬が生まれにくい可能性があります。エピファネイアの兄、姉は体質の弱さから満足な競争成績を出すことは出来ませんでした。しかもシーザリオ自身も脚部不安で引退しています。

そもそもシンボリクリスエスと配合をしたのも、頑丈な配合を意識してのことでしょう。母であるシーザリオの脚部不安や脆さがエピファネイアの子供達に遺伝する可能性もあります。

気性難が予想される血統でもあり、気性が落ち着くまでにクラシックまでには仕上がらないことが予想されます。しかも、気性が改善する前に怪我で競争どころではないとなるとヤバいです。

エピファネイアも父シンボリクリスエスと同様に頑丈な産駒を送り出せるのでしょうか?頑張って欲しいです。

 

まとめ

エピファネイアの血統を見ると、サンデーのクロスができること。
そして、ミスプロ系も入ってないので、かなり期待できます。

しかし、気性難と健康がどうも不安です。
気性難が闘争本能として伝わることを祈るばかりです。

 

まあ、失敗したらウイニングポストで成功させます。

それでは、でこぽんでした。

 

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