新映像の世紀「時代は独裁者を求めた」の予習で映像の世紀「ヒトラーの野望」を見た

      2016/06/09

映像の世紀「ヒトラーの野望」

12月20日に新映像の世紀「時代は独裁者を求めた」が放送されます。
ヒトラーのプライベートショットからヒトラーの人生を紹介するのでしょうかね。

予想したとこで外れるので予習で映像の世紀「ヒトラーの野望」を見ました。
印象に残ったシーンを紹介したいと思います。

退役軍人のデモ

大恐慌で不景気一直線のアメリカ。バブルで盛り上がっていたのは一時の夢だったのでしょうか。

退役軍人が給料の未払いに対してデモをします。
払うまでその場を動かないと強硬な姿勢を見せるのですが、
そこで映像ではドラム缶をふとん代わりにしている軍人がいました。

デモでは大きいことを主張してもなんと頼りないというか弱々しい姿がありました。
おまけに現役軍人が退役軍人を共産主義のレッテルを貼りデモ鎮圧に乗り出す事態に発展。

将来に対して不安になると暴力的になるもんだね。
バブルの時なら株買ってお金を稼げたけども大恐慌時代だと簡単に金が入らない。不安になる。
もう悪循環すぎる。

 

ソ連の強制労働を知らないでソ連賛美をするイギリス人作家


資本主義の国々が大恐慌で苦しむ中ソビエト連邦は計画経済で成功を収めます。
特に地下鉄が当時では豪勢なものであったようです。
エレベーターがあったり柱が光っていたりカラーで見たいと思いましたね。

地下鉄の工事をニキタ・フルシチョフが革命記念日に間に合わせるために突貫工事をします。
その功績からフルシチョフはスターリンに評価されるようになったらしいです。

世界が大恐慌に苦しむ中イギリス人作家のバーナード・ジョンがソビエトのことを褒めます。
大恐慌に苦しんでい
る資本主義国家はソビエト共産主義を模範にすべきだと日記で綴っています。

希望の国ソビエトから絶望の国(おそらく)イギリスに帰るのを嘆いてます。
しかしその希望の国ソビエトでは強制労働が行われていたことは知らなかったようです。
政治犯や富裕層が過酷な労働に強制的に従事させられていました。

当時の人はやっぱり裏で何が起きているかなんてわかりません。
まさかこんなことが起こっていたなんてとあの世で嘆いているかもしれません。
そう考えるとこの日記の公開もかなりの罰ゲームですね。

実際のとこ世の中で起きていることを全て把握できる人なんていませんからね。
本屋さんにいけば色んな現代社会に関する色んな見方がありますからね。
本当に世の中のことがわかったら苦労しないぜ!

 

ヒトラー総統は民主主義が生んだ独裁者


ドイツでは失業者が町に溢れかえり3人に1人が失業者という事態になります。
もう子供の眼が死んでいました。
植民地がなくなり賠償金の返済もできない世の中で人々は英雄の誕生を期待してました。

そしてヒトラーが現れます。ヒトラーは巧みな演説能力を持っていました。
ヒトラーの演説は民衆の心に訴えかけるようにします。

同じ言葉を違う表現で言い換えたり、ジェスチャーも演説をする前に入念に鏡の中で練習していました。
しかも当時の最先端であったラジオや飛行機を使う
またスピーカーも使用しヒトラーの声が聴衆に聞こえるようにしました。

おまけに党の宣伝も花火とか美人が民族衣装でパレードとかのお祭りみたいな感じです。
噂のヒトラーの演説を聞いてみるかと興味本位で話を聞き始めた人もいるらしいです。

ヒトラーの語る新生ドイツは大恐慌に喘ぐ民衆には希望に思えたのでしょう。
聞いている御婦人は食い入る様にヒトラーの演説を聞いていました。
ヒトラーというかナチスは最新のメディアを使用して集客に成功します。

そして集まった大衆をヒトラーが演説で党の支持者に変えてしまう。

これ現代のビジネスモデルに通じるものがあるのではないかな?
集客して自分の考えに同化させてメンバーを増やして商品を買ってもらう。
なんかセミナーで習ったことと一緒ですね。ははっは。

 

ヒトラーが現代に与えた影響

ナチスの敬礼で右手を挙げます。これドイツ現地ではやってはいけない行動です。タ
クシーを止める時に右手を大きく挙げたら皆にビックリされます。下手したら逮捕されるかも。

学校では右手を挙げないで右手の人差し指を立てるようにしているようです。
過去と現代がつながっていることを意識しますね。

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民衆はヒトラーの虜になった!


ヒトラーのユダヤ人差別主義でユダヤ人達はドイツから去ります。
そのユダヤ人の日記で

当時のドイツ人はヒトラーが自分達の失業問題を解決してくれたことで
充実した人生を過ごせるようになったことが重要であり、排外的な政策など問題ではなかった


と紹介されています。

ヒトラーは高速道路のアウトバーン公共事業で深刻な失業率を克服します。
ヒトラーは失業問題だけでな大衆車フォルクスワーゲンをバックアップします。
これで大衆も車も所有します。支持層にしっかり良い思いをさせます。

裏ではユダヤ人商店のボイコット、ヒトラーの考えに反する書物を焚書します。
軍事活動も再開しますが
もうヒトラーの虜になっている人からすれば【お祭り状態+バブル経済状態】でイケイケなので
誰も止めることはできないし誰も疑問を持ちません。

坊や、我々は偉大な時代に生きているのだよ。

 

ミュンヘン会談で当事国のチェコスロバキアを無視


第2次世界大戦の戦後処理でアメリカ、ソ連、イギリスが自分達の都合で当事国のホーランドの処遇を決めたりするのを見て驚きました。
しかし、改めて見たらこのミュンヘン会議でも同様でした。

ナチスドイツはチェコのスデーテン地方のドイツ系住民保護を求めて領土拡大を主張します。
しかし同盟関係にあったフランスが待ったをかけます。イギリスも黙っていませんでした。
チェコの処遇をどうするかで会議をします。

しかし、なんとチェコスロバキアの代表は会議に加わっていません。
大国の論理で勝手に決めてしまいます。

結論はヒトラーの主張が通りスデーテン地方を支配下に治めます。
チェコの意見など無視です。なんという弱肉強食の理論でしょうか。

当時のイギリスでは戦争になることを懸念し
「今ある景色は一体どうなるのだろう?」
「明日はこの建物がないかもしれない」と心配している人がいました。

人間死にそうになると今の景色が鮮明に見えるのでしょう。

 

それでは、でこぽんでした。

 

 

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